人の話は文脈で聞く

こんにちは!今日は村山千尋がブログを担当します!よろしくお願いします。

私が就活の際に学んだことについてお話したいと思います。

 

私は就活中多くの方からアドバイスなどいただいていたのですが、ある日ある人からこういわれました。

「思い立ったらすぐ行動だよ!」

 

そして帰宅してみたfacebookの記事にこう書いてありました。

「思いついてすぐに始める奴はダメだ」

 

一見すると正反対に思える言葉に同時に出会い混乱しますよね。

20卒の就活生の皆さんは今後、先輩や社会人のお話を聞く機会が多くなると思います。

 

そんな中で私が気を付けていたことをお話したいと思います。

人の話は文脈で聞く、ということです。

 

思いついたらすぐ行動する!という人の言わんとすることは何となくわかると思うので、まずその反対、すぐ始める奴はダメだ!の方からお話したいと思います。

 

ある生徒が、テストで一位を取りたい!という目標をたてた時に、とりあえずたくさん勉強しよう!と何も考えずに目の前にあるワークブックを開いて問題を解き始める。という例で考えてみましょう。皆さんは上記のような行動や思考で目的を達成できると思いますか?おそらく、できないだろう、と思った方が多いのではないでしょうか。

 

例を見てみると、その生徒は目的と現実の間にどのくらいの差があって、それを埋めるにはどのくらい手段があり、その中でどれが一番最適なのかを検討する。というプロセスを踏んでいません。だからもしかしたら目的に達するのに一番遠回りなルートをいっているかもしれないし、場合によっては遠ざかっていくこともあり得ます。

 

だから「すぐ始めるやつはダメだ」といった記事の筆者はこのような目の前にある(or思いついた)ことを考えずに即始めることが危ない、と言っています。

 

一方「思い立ったらすぐ行動」はどの場面にあてはまるのかというと、新しいことを始める時に当てはまります。その方は、興味はあるがやったことがないことに関して、本当にこれが向いているのか、好きなのかはやらなければわからないことだから、まずは少しでもいいからやってみよう。ということを仰っていました。

 

そのことから、思い立ったらすぐ行動!というのは新しいことに挑戦してみるときに持つべきマインドであることが分かります。一方すぐ始める奴はだめだ、というのはある程度知っている分野において必ず達成したい目標がある際にそこまでのルートをしっかり考えてから取り組むように。ということでした。

 

字面だけをみると一見正反対に見える意見でも、対象としている場面が全く違いました。そこまで理解したうえで、私はどちらにも共感し、どちらも自分の人生に取り入れる選択をしました。

皆さんもこれからたくさんの方にたくさんの言葉をかけられると思います。それはその言葉をかけて下さった方が皆さんのために言っていることではありますが、あくまでその人自身の人生の教訓であり、その方がどんなに気を付けていても少なからず偏見を含んでいます。だから必ずしも今の自分に必要であるとは限りません。

 

人から言われた言葉から文脈を読み取り、これは今の自分にとって必要なのか?を判断してからそれを実行できるようになると惑わされたり混乱したりせずに楽しくいろんな人とお話が出来ると思います!

 

※以下の画像は、文脈によって、赤い文字が「13」にも「B」にも見えるね!っていう画像です。

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