「ありがとう」というエンジン
「ありがとう」そういわれると、やる気が出てくる。
それはみんなそうだと思う。皿洗いをしてありがとうと言われる。ごみ拾いをしてありがとうと言われる。そうするとまた頑張りたいと思うようになりますよね。
でも今回のお話は、自分から他の人への「ありがとう」が自分の力になるというお話です。
何故自分から相手への感謝が自分の力になるのでしょうか?
女優の吉田羊さんは、毎日10年間「感謝帳」を付けています。
「電車に間に合った」「父から電話が来た」など、ちょっとしたことでも感謝を書き溜めています。
そうすることによって、頑張ろうと思えるらしいです。
みなさんは今、感謝していますか? 生きていることに、今の学校に通えていることに、今ご飯をお腹いっぱい食べられていることに、雨風あたらない家に住んでいることに。
自分は今まで全部無意識に人のせいにしてきました。親がこんな風に育てたから自分がこんな性格になってしまった…とか。自分がこんなにできなかったのはあの人が教えてくれなかったせいだ…。とか思ってました。
でもそう考えているとイライラして、でも他人への怒りとかを自分の中でつぶやいていると全て最後には自分に矢印が帰ってきました。
結局悪いの全部自分じゃん。って思った時にもう消えたいな...と思いました。
しかし、ある人に「感謝が足りないんじゃないの?」と言われたときにはっとしました。今までネガティブで負のスパイラルに陥ってだめなところとかばかり見ていた自分が、感謝をしてみることで少しだけ、前を向くことができました。
折角生まれてきたのだから。とかみんながここまで頑張ってくれたのだから。とか。
そうやって自分の周りに感謝すると、自分も頑張ろう。という気持ちになれてとても気持ちがよかったのを覚えています。
足りない部分でなくて、今ある部分に目を向けると次第に前向きになってくるものだと思います。自分の嫌な部分を見てしまって落ち込んじゃうときには、前向きになって頑張るためにもまずは周りの人に「ありがとう」って言ってみるのがいいのではないでしょうか?
初めはもちろん、感謝なんてできないよ…と思うかもしれないのですが、何々をしてくれてありがとう。と気持ちがそこまで乗っていなかったとしても、言ってみるだけでも違います。(気持ちが乗ってないときはLINEとかでもいいので笑)ポイントは「~してくれて」です!
何をしてくれたのかをその時に思い出すことができますし、相手にとってもその方が気持ちよいからです。そして相手からどういたしましてって返ってくると嬉しくなる。
みたいな感じです。「それって自己満やん」って思ってる人がいると思うのですが笑
でも世の中って相手の気持ちを100%理解できない以上、自己満の積み重ねでできてると思います。自分の気持ちを前向きにするためにも、相手にきちんと感謝を伝えるためにも是非試してみてください!